わたしはうつ病になってから苦しかったことは学校に行けなくなったりベッドから出られなくなったりと色々ありますが、そのなかでも一番苦しかったと思ったことは
趣味が楽しめなかったこと
です
趣味は読書!

わたしの趣味は「読書」でした
うつ病以前から自分のお豆腐メンタルを直したいとの思いもあって心理学の本を読むのが趣味でした
当時は心理学の本からメンタルに良いことを自分自身で効果を試すことが私にとってとても楽しかったです。
うつ病になったときに起きた変化

うつ病になり始めはベッドで1日中寝込んでいました
起き上がることすら、億劫になっていました
それが、段々と起き上がれるようになってきてベッドサイドにある本を手に取って読んでみたのですね
するとびっくりするぐらい、全然楽しくありませんでした
さらにそこで、本に書いてある文字すら読めなくなっていることに気づきました
これは本が読み始められたあとに知ったことなのですが、うつ病の症状の一つに「文字が理解できない」という症状があります
これは一時的に記憶しておける範囲が極端に小さくなってしまうため、文章が理解できないなどの弊害を引き起こしてしまうのです

ある本には「インスタントラーメンの作り方が読めなくなってしまう」と例えられていました
本が読めるようになっても…楽しくない
文字が読めなくなってしまう症状がしばらく経つと収まり、読書が出来るようになりました
しかし、読書が出来るようになっても読書自体は読むのが苦しく楽しくないままです
一体どうしたものだろうか?
「このまま楽しめない状態が一生続く…」なんて考えでいっぱいになりました

うつ病で何もかも楽しめないときはコレしかない
わたしはなにも楽しくない…そんな時は
寝る。 これが一番良いと思います

何もかもが楽しめなくてすっごく不安で…どうしようもない…
こんなときは「楽しもう!」と考えると苦しくなります。
「なにかをやってみたいな」と思えるときが来るのを春を待っている冬眠中のクマのようにじっと待ちましょう
「なにかをやってみたいな」と思えるとき、楽しめるようになるときが必ず来ます
わたしは当時不安でいろんなことを始めてみました。が、楽しめるようになるわけもなく、「ただ疲れてしまって1週間ベッドのなか」ということがありました
まとめ

わたしはうつ状態が非常に悪いときに不安でいろんなことを始めた結果、疲れ果ててしまい寝込みました
寝込んでいると不安と恐怖でいっぱいになってきますが、大丈夫です
時が来れば「なにかをやってみたいな」と思えます
人間の脳は欲を欲するように出来ているので、体調が優れてくると欲も自然に出てくると思います
わたしは、当時なにも楽しめないでベッドの上で天井を見つめているだけでした
けれど、薬物療法を頑張るうちに
しばらくすると「本を読んでみたい」と欲求が出てくると読書が段々と楽しくなっていきました
何もしたくないあるいは楽しくないときは自分の脳が疲れてしまっている時なのです
そんな時は睡眠をとって脳に栄養をあげてあげましょう
そして、脳がお腹いっぱいになったら、きっと欲が出てくると思います
わたしはいまでも頑張ってしまったあとは「寝る」以外のことが億劫になってしまうことがあります。
そんな時は「寝ることに集中する!」ことでメンタルを回復させています
「ゆっくり・焦らず・マイペースに」わたしがうつ病になってから大切にしていることです