なにかを始めても1日2日で燃え尽きてしまってそれ以来やらなくなってしまった
そんな経験はありませんか?
わたしも、読書を習慣化したいなと思っていたころ、1日目2日目…と読んでいくと
3日目くらいでプツリと切れてしまって読書の習慣が続かない。なんてことがありました
今回は燃え尽き症候群にならないようにするためのコツを書いていきたいと思います
時間がない!あなたのための本「エフォートレス思考」
Apple、Google、フェイスブックなどのコンサルティングを担当した
グレッグ・マキューンさんが執筆を手掛けた「エフォートレス思考」は現代人に多い、やることが多く時間のない問題を解消するための本と言っても過言ではありません
努力を最小限にして大きな成果を掴むことを「エフォートレスな行動」というらしいです
「そんなのできっこない」
そう思うのも十分すぎるくらいに分かります
わたしも最初はそうでした
でも、大きな成果を掴んで自由な時間を手に入れるために必要なのは
努力でも
諦めていつか報われるという夢をみることでもなく
工夫する。
ただこれだけだったのです
- 燃え尽き症候群をよく発症する
- 育児・仕事・家事とやることが山のようにある
- 1日がやることリストで埋まっていて自由な時間が取れない
そんな人には読んでほしい一冊になります
やることの上限をきめる
燃え尽き症候群にならない秘訣は「1日の上限を決める」です
多くの人は目標を設定するときに、「1日どのくらい以上はする」とか
以上は設定するのに、上限は決めません
と思いがちですが、上限を決めないと長く続かないんですね
皆さんはこんな経験ありませんか?
最近、「ちょっと太ってきちゃったからウォーキングでも始めよう!」と
1日10分以上は走ると決めたとします
1日目は調子よく、30分走れた
2日目はちょっと落ちて15分
3日目は更に少なくなって10分…4日目以降は走らなかった
これは3日坊主の典型的な例です
なぜ、長続きせずに終わってしまったのでしょうか?
最初に30分と飛ばし過ぎてしまったこと
いわゆるモチベーション頼りでウォーキングを始めてしまったことが原因です
モチベーションは日に日に下がっていくもので
2日目、3日目と重ねていくとやる気が無くなっていきます
これを防ぐにはやる気を使い過ぎないことです
ウォーキングの時間に上限を付けてみます
例えば、1日「5分以上20分以下のウォーキングをする」と決めたら、調子が良い日でも20分以上はウォーキングをしたらいけないのです
こうすることでやる気を上手に使うことができて、ウォーキングを長続きさせ、念願の「痩せる」という目標を達成できるのです
読書を長続きさせた秘訣
3日坊主で読書を終了したわたしも、上限を決めました
「1日:最低でも見開き1ページ読む~最高でも30ページに留める」
目標を決めるコツは
最低:モチベーションを保てるくらい
最高:疲れない程度に留める
を意識することです
疲れてしまうと、目標の挫折の原因となるので「疲れない程度」が大切です
こうやってステップアップして今では1日で本一冊を読み切れるくらい読む体力がつきました
今回、参考にした「エフォートレス思考」には成果を掴んで自由な時間を手に入れるためのカンタンな工夫がたくさん解説されています
毎日、忙しくてたまらない人はぜひ読んでみてください